ISIシステム 法歯学 歯型照合システムでの優位性

弊社製ISIシステムを歯型照合システムとして利用する上での優位性

他の照合方法と比較して、弊社製ISIシステムの優位性を列挙すると
  1. 検索(照合)スピードが圧倒的に速い

    何よりも歯型データを電子データとして保存し、使用する機器もパソコン程度しかなく、 紙媒体や他の大掛かりな装置を用いて照合する方法よりも検索(照合)スピードが圧倒的に速い。

  2. 歯型データの情報量が多い

    弊社製ISIシステムにより作成された歯型データには、一般的なデンタルチャートに記入する場合よりも多くの情報が含まれ、 個人を特定する際に非常に高い精度を発揮します。また例えば若年者で歯の治療痕がほとんど見られない場合でも、 1本1本の歯の傾きや左右前後のずれ・移動をも登録することができるので、個人を特定する際に高い能力を発揮することは間違いありません。

  3. 低コスト

    照合システムを構築する際、基本的にコンピューターソフトウェアを利用し、診断しデータを入力する歯科医師、 汎用性のある端末(パソコン)、データセンター、そしてその両者をつなぐ通信設備(インターネット、無線電波等)があれば運用できるので、 大掛かりな、もしくは特別な装置・機器を必要とせず、比較的容易にかつ低コストで構築できます。

  4. 普及へ(登録拠点の準備)

    歯型データの登録を普及させようとした場合、弊社製ISIシステムを導入済の歯科医院(全国で約850医院)が新たな設備投資をすることなく 登録拠点としてすぐにでも活用できます。
 以上のような点が挙げられます。
 実際に身元を特定する現場では、「他の照合方法及びその特徴」で挙げた照合方法を複数組み合わせて使用しています。 照合方法毎にそれぞれのメリット、デメリットが存在し、相互に補完させるためですが、 東日本大震災では(1)歯形照合、(2)指紋、(3)DNA鑑定を使用し、この順に有効性が高いという結果になりました (遺族による対面確認を除く)。
 弊社製「ISIシステム」を活用することにより、(1)歯型照合に関して既存の方法よりもスピーディーに照合作業が行われ、 且つ簡易に照合システムの体制構築ができるものと我々は確信しております。


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