治療見積書
治療計画の入力が完了したら、メニューバー「治療見積書」をクリックし、 見積書を作成します。 |
治療見積書の作成方法
治療見積書は4パターンあります。
① 治療見積書(自動入力) ② 治療見積書(個別入力) ③ 縦型治療見積書(自動入力) ④ 縦型治療見積書(個別入力) |
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横型の見積書は歯の咬合面がありませんので、横型の見積書を作成したい場合は縦型(自動)で作成した後に横型(自動)を開くと、作成内容が反映されます。
縦型(個別)で作成した後に横型(個別)を開くと、作成内容が反映されます。
横型治療見積書 |
縦型治療見積書 |
治療見積書の保存方法
見積書が完成したら、画面右下「戻る」で 治療計画画面に戻りましょう。 ※治療見積書作成画面には、 保存ボタンがありません。 治療計画画面のメニューバー「ファイル」の 保存ボタンで治療計画・見積書を一緒に 保存できます。 |
見積書を作成したら、すぐ保存しましょう。 |
治療見積書の題名変更
見積書の題名は、初期設定では「治療見積書 新規治療計画データ」となっています。
見積書の題名「治療見積書 新規治療計画データ」の
「新規治療計画データ」の部分を変更することができます。
例えば、「メタルフリープラン」と表示させる場合、
★初めて治療計画を保存する場合
メニューバー「ファイル」→「入力を保存して戻る」で、治療プラン名を入力します。★1度、治療計画を保存済の場合
メニューバー「ファイル」→「別名で保存し戻る」で変更入力します。治療見積書の印刷方法
題名を変更したら、治療見積書を印刷しましょう。
治療見積書作成画面(縦型)の下部「画像付き印刷」をクリックします。
治療内容・項目名・金額のチェックをしてから印刷してください。
治療見積書 作成画面
治療見積書(自動入力)が、「環境設定」で入力した治療項目・金額が自動反映されるのに対し、治療見積書(個別入力)は、自動反映されず、自由に入力することができます。
2行目以降には自動反映されません。
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自費の場合、金額が表示されます。自動反映された項目名を変更することはできませんが金額は、
手入力で変更可能です。1歯につき1治療項目のみ反映されます。
金額が一番高い項目名が反映され、合計金額が表示されます。
(例:クラウン+ポスト) -
合計額に消費税を足して、総費用が表示されます。それぞれの治療費を税込にしたい場合は、
「環境設定」→「医院設定」で、消費税率欄を【0】にしてください。
その際は「定型設定データ」の金額欄に、消費税込の金額を入力してください。 - 保険の場合は、金額欄に「保険」と表示されます。「保険」と表示された箇所は、変更できません。
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緑枠の部分は、直接手入力もしくは、「環境設定」→「治療見積書」→
「自由設定データ」で追加した治療項目をプルダウンで選択することができます。 -
見積書に、コメントを入力することができます。詳しい入力方法は、
P31 【コメント欄作成のヒント】 を参照してください。 - 通院期間を入力することができます。
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4.と同じく、緑枠の部分に、直接手入力もしくは、「環境設定」→「治療見積書」
→「自由設定データ」で追加した治療項目をプルダウンで選択することができます。
ここで選択すると、印刷画面では、「その他」・「項目名」・「金額」と
表示されます。(通常の表示は、「歯番号」・「項目名」・「金額」です。)
7.は、複数歯にまたがる治療・検査などにお使いください。
例:ホワイトニング・義歯・CT撮影など。 - 治療見積書を印刷したとき、一番上に表示される題名です。題名の変更方法は、 P28 【3. 治療見積書の題名変更】 を参照してください。
複数歯にまたがる治療を一括して表示する
・義歯を入力すると、見積書に、1歯ずつ「義歯」と表示されるが、1歯ずつではなく、一括で「義歯 〇〇円」と合計金額を表示させたい場合
→治療見積書(自動入力)では、1歯につき1項目が自動反映されます。
表示させないようにするには、
「環境設定」→「治療見積書」→「定型設定データ」の基本金額を0円、
見積書表示名は空欄にしてください。
※金額は、「0」と入力すると、自動的に「\0」となります。
これで、自動反映はされません。
次に、治療計画画面→治療見積書作成画面で、右図の『その他』の欄に「義歯」(見積書印刷画面)「金額」を直接入力するか、「環境設定」→「治療見積書」→ 「自由設定データ」で項目を追加して、選択してください。 ⇒
クラウン・ポストそれぞれの金額を表示させる
・まず、1歯にポスト2万円、セラミッククラウン10万円を入力した場合、
見積書はどのように表示されるか
→治療見積書(自動入力)では、クラウンの項目名のみ表示され、
金額は合計額12万円が表示されます。
自動で、クラウンの項目名のみ表示されポストを足した合計額が表示されます。
見積書にファイバーポストと入れたい場合、 緑枠に直接入力するか、「環境設定」→ 「治療見積書」→「自由設定データ」 に項目を追加して、選択してください。 |
①「環境設定」→「治療見積書」→「定型設定データ」の歯冠修復
ポストの基本金額を0円にしましょう。
②「環境設定」→「治療見積書」→「自由設定データ」で、
ファイバーポスト 2万円を追加しましょう。
③治療見積書(自動入力)では、「オールセラミッククラウン 100,000円」
が、自動で反映されます。下の緑枠で、「自由設定データ」に追加した
ファイバーポストを選択しましょう。もしくは、直接入力してください。
コメント欄作成のヒント
治療見積書を作成するときに、保険治療のものは金額が表示されずに【保険】と印字されます。
合計欄は【総費用】と表示されるため、患者さんに、保険も含めた費用と誤解される場合があります。
現在のISIでは、印字される言葉を修正することは出来ません。
医院様によっては、「自由設定データ」で項目名に『ブリッジ・保険』などを入力し、概算金額を入れて
説明なさっているケースもありますが、ここでは
◆概算金額を入れて説明する時間がない!
◆概算を出さずに、総費用には保険金額が含まれていないことを患者さんに
お知らせしたい!
といった歯科医院様のために、見積書のコメント欄を利用して患者さんに注意を促す方法をご紹介します。
(自費診療+保険診療)
今現在の推奨される治療法を表示しております。必ずしも、この治療法で、治療するわけではありません。 保険診療内の治療は、点数改正があるため総費用には反映されません。ご質問は、お気軽に医師およびスタッフにお声をかけて下さい。
(保険診療のみ)
今現在の推奨される治療法を表示しております。治療の進行状況により、変更になる場合がございます。 保険診療内のみの治療は、点数改正があるため総費用欄に表示されません。ご質問は、お気軽に医師およびスタッフにお声をかけて下さい。
見積書コメント欄の文字数制限
1行全角50文字ですと、保存できます。プログラムで文字数制限を行っている為、51文字以上ですとエラーになります。
また、印刷の際、1行に表示されるのは全角23文字です。24文字目から改行されます。
見積書を1枚で印刷するには、23文字×5行です。
(6行目からは印刷が2枚になります。)
よって、文字数にすると、115文字(23文字×5行)まででしたら、1枚に収まります。
コメント欄の入力方法
では、実際に、ISIの見積書で前述の文章を入力して頂く際の方法をご説明いたします。
見積書は4パターンありますが、ISIの絵も入っている縦型見積書をお勧めいたします。
縦型の場合は、治療項目名も横型より入力欄に余裕があります。
(自費診療+保険診療)
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今現在の推奨される治療法を表示しております。 必ずしも、この治療法で、治療するわけではありません。保険診療内の治療は、点数改正があるため 総費用には反映されません。ご質問は、お気軽に医師およびスタッフにお声をかけて下さい。 |
(保険診療のみ)
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今現在の推奨される治療法を表示しております。 治療の進行状況により、変更になる場合がございます。保険診療内のみの治療は、点数改正がある ため総費用欄に表示されません。ご質問は、お気軽に医師およびスタッフにお声をかけて下さい。 |
上記コメント文を、あらかじめパソコンの『メモ帳』などに入力し、保存しておくと便利です。
《入力の手順》
①保存しておいたファイルを開き、1行目の文面をコピー します。(Ctrl+Cもしくはマウス右クリックでコピーを選択) 見積書作成画面(縦型)のコメント欄の1行目をクリック すると、右図のように「・・・・・・・・」で枠取りされます。 |
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②そのままペーストは出来ませんので、「Enter」キーを押して ください。 |
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③そして、ペーストしてください。 (Ctrl+Vもしくはマウス右クリックで貼り付けを選択) |
④ 2行目、3行目も、①~③の流れでコピーペーストして ください。終わりましたら、下部「画像付き印刷」を クリックしてください。コメント入りの治療見積書が 出来上がります。 |
文章をコピーする段階で、改行分までコピーしてしまった可能性があります。その場合は、下記『入力を間違った!文字を足したい!という時は・・・』を参照してください。1行目、2行目、3行目の最後の文字を消して、手入力していただくことで、改行分は消えるはずです。
★入力を間違った!文字を足したい!という時は・・・
①、②と同じ作業で、「Enter」キーを押してから「Back space」キーで間違いを削除、文字を足してください。